気象庁HPのデータを使って、最適な雨水給水量をシミュレーションします。

 最適な雨水給水量(以下、給水量)については、次の3つのデータを使って、シミュレーションをしました。
(1)気象庁データ
(2)有効な屋根面積
(3)給水可能な最大蓄雨量(今回のシステムは雨水タンク容量の1/2(250L))

 1日の給水量が多過ぎると、蓄雨がすぐに少なくなり、防災対策としては良くないです。
 1日の給水量が少な過ぎると、蓄雨がすぐに満タンになって、雨水利用率が大きく減じます。


 シミュレーションの結果、今回のシステムは約60L/日が適当だと思いました。


 地域で降水量が違いますので、最適な給水量は地域で相違する場合があります。

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 雨の時だけ雨水給水量を増やす工夫をするとさらに増やせました。
下図の赤ドットが実際の給水量です。

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 11月から1月の期間は、雨の日がかなり少ないので給水量ゼロの日が多くなります。