家庭で雨水のトイレ利用
製作例として、記事にします。
重力による給水で、動力を使いません。
目的はまずは災害対策です。これでトイレに3日間給水できるかもしれません。
平時の水道代の節約は、少ないですが約220円/月目算です。
量水器も取り付けて、雨水の下水道使用申請が市役所から認定されました。
2014年4月に「雨水の利用の推進に関する法律(平成26年法律第17号)」が成立して、行政は雨水新時代をめざしています。
家庭や企業の取り組みが広がり、敷地内<建築<地域<広域 と広がると、防災、治水、環境、利水などへの効果がますます大きくなります。
SDGsの一環です。
記事
- 雨水タンク(500L)からトイレのロータンクへの給水です。
- 重力による給水で、動力を使いません。
- ロータンクの上水道用の設備はそのまま残して併用します。
- ボールタップの止水方式と選択による無動力給水の実現。
- 外壁に穴を開けて、水道管を通します。
- 雨水用量水器を取り付けます。
- 長寸の取水フィルターを取り付けて、落ち葉などがタンクに入りません。
- 有効屋根面積を増やすために、樋の流路を変えて、雨水を集めます。
- 気象庁HPのデータを使って、最適な雨水給水量をシミュレーションします。
- 雨水の下水道使用申請が市役所から認定されました。
- ボールタップのフロートを自作しました。
- 「水循環基本法」「雨水いの利用の推進に関する法律」と雨水活用のグリッド化
やらなくてはいけない事
量水器を取り付けて、雨水の下水道使用申請が市役所から認定されました。
やってはいけない事
雨水経路は上水道と接続してはいません。
参考資料
(1)雨水活用技術規準 日本建築学会環境基準AIJES-W0003-2016 (日本建築学会)
(2)雨水活用建築ガイドライン 日本建築学会環境基準AIJES-W0002-2019(日本建築学会)