今回スタートのきっかけは、ポータブル電源 BLUETTI2400Wh(EB240)が20万円を切ったことでした。
amazonのセールで値下がっていて購入しました。
2022年7月時点、15万円程度で購入できるようです。
選定するときの考え方としては、次の3つの項目があると思います。
(1)必要な容量
ポータブル電源の蓄電池容量とソーラーパネル容量を考えます。 蓄電池容量は、非常時に冷蔵庫を使用することを想定しましたので、これで決まります。 冷蔵庫の使用電力は100Wh程度ですので、BLUETTI2400Wh(EB240)は冷蔵庫を最大24時間稼働させることが出来ます。 晴れていれば、ソーラーパネルからの給電がありますので、さらに冷蔵庫の稼働時間を延ばすことが出来ます。 ソーラーパネル容量は、BLUETTI2400Wh(EB240)の入力容量がDC16-60V/10Aですが、電力としては最大500Wのソーラーパネルから入力できます。
(2)価格と償却
価格20万円に対して、ソーラーパネルからの給電が月に1400円程度見込まれます。 単純計算すると、12年で償却できます。 ただし、BLUETTI2400Wh(EB240)の寿命が12年以上あるかどうかが不明です。 一般には、元を取ることは難しいと言われますが、その通りかもしれません。 ここは、非常時の使用を想定した、使用する目的での割り切りが必要だと思います。
(3)使用方法
冷蔵庫以外の使用は、、BLUETTI2400Wh(EB240)の出力容量が1000W上限ですので、ドライヤや大型エアコンは使用できない場合があります。 PCは問題なく可動しました。 付属品は200WAC充電器とソーラーパネル充電ケーブル(MC4コネクタ付き)です。 充電しながらの出力が可能ですので、日中はソーラーパネルから充電して、夜間は必要なら充電器で充電して、同時に蓄電池から出力するという使い方をしています。 充電しながら出力すると、蓄電池寿命を縮めるそうですが、使い勝手がよいので上記の使い方をしています。 冷蔵庫は非常時用途として、平時は適当な消費電力の物を動かしています。 サイクル寿命は約2500回とのことですので、1回/日とすると約6.8年に相当します。
本音では、非常時の冷蔵庫使用の目的として、BLUETTI2400Wh(EB240)の容量は少し不足だと思いますが、価格や設置場所などの諸条件との兼ね合いです。